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【もしかぶ】 塩漬け個別銘柄の塩分濃度上昇が止まらない話

この記事では、塩漬け中の個別銘柄の漬け込み具合を赤裸々に語っています。

 

億り人のように株で多額の富を稼せいだ人の話はよく聞きますよね。このような個人投資家として生活が成り立っている人は「損切り」という下落時の対応をします。下落株を切って別の上昇株に資金を回すことで収益効率を上げているわけです。

一方で、私のような売買頻度の低い素人は「バイ&ホールド」で長期期間同じ株を保有します。下落しても売らなければ実損はしておらず、その間は配当金というインカムを頂けます。そのため、いつか取得株価まで戻るだろうと期待して長期保有します。

 

そして、私のような「塩漬け株の管理人」が誕生します。

 

いつか株価が戻る根拠はなく、減配、そして無配というインカムも得られなくなる可能性もあります。その状態が10年、20年、続くかもしれません。最後は倒産というオチです。それならば「損切り」をした方がいいです。

 

では、なんで「損切り」ではなく、「塩漬け」を続けているのでしょうか。

 

現実に、私は損失が広がるのをただ眺めています。どんだけ塩分濃度が上昇してもお気楽に眺めています。

 

もはや管理人ですらないです。

 

そこで

 

この記事では、「株で損失が広がるリアルを記す」ことで塩漬け管理人としての職務を全うしようと思ったのである。

 

 

↓株運用のまとめ記事↓ 

 

 



塩漬けの原因

さて、塩漬けの原因から考えます。冒頭に記したように「損切り」をしないことが一番の原因です。そのため、なんで「損切り」しないのか?を考えます。

 

ちなみに、平均取得価格を下げるために下落時に購入する「ナンピン買い」を予定している銘柄は塩漬け株ではないと私は定義しています。

 

私の中の塩漬け銘柄の定義は「下落中の銘柄で長期間に渡り売買の思考を停止して放置している銘柄」としています。

 

そのため、銘柄を買う時点では塩漬けしようなんて考えていません。

株価は上昇すること前提で売るタイミングを想定しています。下落した場合はナンピン買いor放置です。損切りは経営の立ち直りが厳しい出来事のときだけします。

 

 

この損切りの実例ですが、私は日産自動車を損切りした経験があります。

 

日産は2016~18年頃に高配当&大型株、さらに1000円前後の株価ということで初心者にもオススメ等と雑誌やブログで目にすることが多かったです。

 

しかし、18年冬にゴーンさんの事件を皮切りに900円に-10%ほど急落しました。

 

私は経営状況に悪影響が出ると判断してニュース即日に損切りしました。翌年の決算で経営に問題がなく、配当維持なら買い直そうという判断です。

 

しかし、19年の決算で不調が報告され600~700円に急落しました。さらに配当も維持することはできず減配し高配当株の魅力も無くなりました。結果論ですが、18年冬に実施した損切りは短期的に見ると適切だったと判断できます。

 

問題はここからです。

 

このような損切り判断をできた私が塩漬け株を発生させたのはなんでか?が重要です。

 

私なりの結論が以下です。

 

①長期保有が前提のため損切りルールを設けていない

②銘柄の成長性を考慮していない

③損切りニュースへの対応が遅い

 

①は○○%下がったら売るという機械的に私情を挟まずに損切りする方法です。これを実施している方が多いですが、私の場合は売買頻度が少ないため損失を取り戻す利益も取りづらいです。それゆえ、これからも損切りルールは設けないです。基本は長期保有でどこかで上がることを期待して購入するスタンスです。

 

そのため、②成長性の考慮③対応速度の遅さが原因と思います。

 

次の項より塩漬け株の3つの実例からこれら視点を確認してきます。

 

 

塩漬け株1:JT

国内唯一のタバコ事業でM&Aによるグローバル展開を実施した日本の代表的な企業です。寡占的な市場と国が株を保有している所が底堅いです。実際に時価総額と流動性で選定された株価指数Core30の銘柄となっています。

 

高配当×大手ということで初心者が買いがちの銘柄ですよね。配当目的の銘柄スクリーニングをすると上位にいつもきます。

 

では、実際の株価はどうなっているかです。

 

【もしかぶ】 塩漬け個別銘柄の塩分濃度上昇が止まらない話

 

2004年からですが2つの山があります。2020年9月現在は2000円前後でPER10程度に下がっています。私は2018年に3600⇒3200円に急落し3000円で寄り合ったタイミングで買いました。

 

そのため、20年9月現在は2000円くらいなので-30%下落した状態で保有を続けています。

 

購入当時は財務や事業内容から今後も配当余力があり長期に高配当を頂けると思い購入しました。仮に下落してもリーマンショック時の1500円(-50%)くらいかなという安易な想定です。減配さえしなければ数十年の保有で元本は取り戻せます。実際に20年のコロナ禍でも配当継続の姿勢です。

 

つまり、保有理由が、財務状況、高配当、下落50%まで許容ということで、絶賛塩株化しています。

 

これ、完全に失敗ですよね。

今思うと長期的に下落と低迷が続くと思っています。何か好材料が無い限り数年に渡りこの状態では無いでしょうか。

 

その理由が②成長性を考慮していないことです。

 

国内の喫煙者数の低下、喫煙場所の規制、加熱式タバコ参入の出遅れ、ESG投資対象外、など悪材料が多いです。特に若者の喫煙率が減少傾向なのが一番きついです。

 

これまでは値上げにより売上低下を誤魔化せていましたが限度はあるはずです。この手段以外の利益増の打開策が欲しいところ。医薬品、食品へ多角事業はビジネスモデルとして期待できないです。タバコ事業の海外展開はフィリップスモリスなどの海外勢とM&Aで奪い合い中です。M&Aは下手すると足かせになるので多発はできないでしょう。

 

個人的に思うことは嗜好性の高い領域を伸ばすのはアリでしょうかね。車でいうフェラーリ、酒でいうクラフトビールのような、ブランド価値が高いモノは長く愛されます。タバコだと葉巻が同じ領域だと思うので何か策があるかと思っています。とはいえ、数十年後の生き残り策みたいな感じですが。。。

 

このように、私が考える中では成長見込みがなく、むしろ、停滞見込みの方が多い訳です。

成長の見込みが無い=株価上昇の見込みが無い

これが私の塩漬け銘柄の最大要因でしょうかね。

 

 

 

塩漬け株2:WBK

海外銘柄でオーストラリアの銀行です。オーストラリアは4つの銀行による寡占市場です。その中でWBKは2位ですかね。ADRという現地法人税が課税されないため、日本の税金だけで済みます。

 

これまた高配当×大手です。利回りが5~7%くらいが長期に続いています。JTといい私は財務良好×しぶとい市場×高配当が好きなんですよね。

 

では、実際の株価はどうなっているかです。

 

 

 

 

【もしかぶ】 塩漬け個別銘柄の塩分濃度上昇が止まらない話

 

JTと同じですが2009年の谷はリーマンショックですね。役員らの不正問題があり2018~19年に18~20$に下落しています。

 

ADRは米国上場扱いで日本株と違い最低購入株数が無く金額で購入できます。私は10万での購入を複数回購入して175株保有しています。いつ購入したか覚えていないのですが平均取得額17$くらいです。

 

そのため、20年9月現在は12$なので-30%下落した状態で保有を続けています。

 

JTと同様に-30%くらいになると損切りを諦めてます(塩株認定)。-10%まではナンピン買いするタイミングを見計らい、-10~-20%のときに損切るか判断する感じですかね。もちろん悪材料次第ですけども。反対に売るときは50%くらいです。ナンピン買いした銘柄はチャートに合わせて早期に利確し保持数減らし&平均取得額下げをします。優待銘柄でよくやります。塩株作りやすいのでオススメはしないです笑。

 

WBKの話に戻すと、購入当時はオーストラリアの銘柄が欲しくて不正問題がありましたが高配当ということもあり購入しました。1回下がったタイミングだったので15~20$で耐えるかなという想定と為替益で下落をカバーできると思っていました。

 

一番の保有理由はオーストラリアの人口増加です。現在も右肩上がりで前年比1%ずつ増えています。人口が増えた場合の一番の恩恵を受けるのは住宅不動産でしょう。そして、ローンを組む銀行も利益増という流れです。寡占市場と相まってWBKの利益に直結すると思っています。2019年に減配しましたがそれでも期待できる配当と人口増で長期保有銘柄にしています。

 

そして、コロナショックで下落、配当は未定の状態です。今後の発表次第ですが減配はするかなと思います。

 

この銘柄の損切りできなかった理由が中途半端に②成長性を考慮していたことです。

 

というのも、私が考慮していた成長性は国レベル、かつ、10年単位の長期の経済成長です。WBK自体の成長はそこまで考慮していませんでした。これが失敗。

 

仮に10年で株価100%上がったとしても1年で10%増の銘柄と同じリターン効率です。長期の予測ほど当てにならないので、成長性は1~3年で伸びるかで考えた方が良いですかね。その方が無駄な塩株を作ることも無いですし。

 

そもそも、銀行というビジネスモデルがもう投資対象では無いです。仮想通貨の存在やネット銀行、キャッシュレスなど人の金融資産の在り方が変わっています。しぶとく手数料で稼ぐことは可能ですが機会は減っていく一方でしょう。

 

さらにオーストラリアの金融状況が分からんです。日本だとキャッシュレスはPayPayなど、クレカは楽天、ネット銀行は複数というメガバン以外で市場形成されていることは生きてれば分かります。オーストラリアってどうなんですかね。もし例の4銀行でしのぎ合っているのであればいいのですが。

 

海外銘柄は情報収集が甘くなるのがいかんですね。反省です。

 

このような、無駄に長期の成長理由情報取りがしづらい海外銘柄、は今後気を付けるべき教訓でございます。

 

リーマンショックの時の1年ではV字回復しましたが今回のコロナショックでは無いと思っています。そのため、人口増に期待して10数年で元の株価に戻れば良いかなと思います。教訓を込めて損切りせずに保有を続けます。

 

塩漬け株3:SIAL

海外銘柄でシンガポールの航空会社です。航空会社のランクで例年TOP3に入るほど高評価の会社です。シンガポールの重要な事業になっている手堅さがあります。中国、インド、ASEANという次の経済圏のハブになり、ビジネスにも強い立地条件が魅力です。

 

これまたWBKの失敗と同じような銘柄ですね。WBKもSIALも国的な分散投資と経済成長をリアルで見ておきたいという勉強もかねて同時期に買っていました。現在は海外銘柄は米国ETFを主に変えています。分散目的の購入の場合は個別銘柄でやらずにETFや投資信託で毎月積み立てがベターですよね。面白さが無いけど。

 

では、実際の株価はどうなっているかです。

 

 

【もしかぶ】 塩漬け個別銘柄の塩分濃度上昇が止まらない話

 

途中の上昇局面は無視して、7~9$で安定というか停滞している銘柄です。コロナショックで航空銘柄は全世界的にオワタ状態になりました。有名投資家のバフェットさんも売りましたしね。

 

私の平均取得額7.5$です。(長期保有目的だったのに間違ってNISA講座で買ってしまった残念な銘柄です。さらに、なぜか数株だけ特定でも保有している謎。お陰様でクリック前確認を徹底するようになりました。失敗は反省して改善すると学びに変わるのです。これ大事。)

 

そのため、20年9月現在は3.5$なので-60%下落した状態で保有を続けています。

 

私の一番下落した塩漬け銘柄です。

 

この章の冒頭で記載したように、シンガポールはビジネス上で好立地と思っています。

 

中国の賃金が上がってきており、生産拠点としてASEANやインドに移る可能性があります。そうなると、物と人が流れるので空輸手段としてハブとなるシンガポール航空の利益が上がると思っています。EUやオーストラリアにも便があるのも良いですね。

 

購入当初は、リーマンショック時に7~8$だったのでこのままのレンジで推移すると思っていました。

 

これがコロナショックで大打撃です。これは日産の時と同じように、いくら長期保有スタイルの私でも損切りを行います。ですが、現実は損切りしていません。

 

その理由が③対応速度の遅さになるわけです。

 

正確にいうと、自分のタイミングで損切りをさせて貰えなかったのですよ。気づいた時には“払い出し”という処置が施され取引停止銘柄になったのです。正直、この”払い出し”の詳細が理解できていません。上場廃止となる場合に施行されるようです。もっと勉強しなければ。。。

 

NISA口座保有株はそのままで、特定口座保有株が一般口座に強制で移りました。一般口座だと確定申告しなければならないので面倒ですね。しょうがないですけど。私の理解では、一般口座、為替益、REITの利益超過配当、貸株などはサラリーマンでも確定申告しなければならない所得です。税金は綺麗に納めたいですが、内容の理解が難しく国民にやさしくないですよね。初めて一般口座で所有することになったので税理士に相談しようかと思います。

 

この銘柄のように、事業再建が施行される銘柄は予兆があるので下落時に即売るべきですよね。そうすれば私のような事態にはならないでしょう。

 

その予兆を察するためには情報を早期に得ることが大事だと思いますが難しいですよね。国内銘柄なら早めに入りますが海外銘柄は少し遅れて情報が入るので俊敏さが出ないです。できるだけ1次情報で判断したいです。つまり、この対応の遅さが出る銘柄には手を出さないのが無難でしたということ。

 

ちなみに、私の情報順は1次情報が銘柄や国自体、2次情報が証券会社、3次情報がメディア、4次情報が個人やまとめサイトです。何か悪材料が出たときにどの段階で知ったかで自分の情報位置付けが分かります。3次以下で知った場合はもう手遅れなことが多いです。

 

この銘柄の取り扱いはどうしましょうかね。

 

まぁ今売っても後で売っても変わらないのでコロナの状況が回復し利益も回復することに期待して放置ですな。

 

 

まとめ

損切りせずに保有を続けた結果、塩漬け株を発生させた実例を紹介しました。

 

塩漬け株管理人の教訓をまとめます。

 

原因①長期保有が前提のため損切りルールを設けていない

教訓
・長期保有が目的でも損切りポイントを設けること。
・損切りポイントでは私情を挟まずに機械的に切ること。

 

原因②銘柄の成長性を考慮していない

教訓
・株価が現在値よりも上昇する成長理由をもつこと。
・成長理由が10年単位ではなく1~3年後の見込みであること。
・成長理由が未達成な出来事があれば一旦売ること。

 

原因③損切りニュースへの対応が遅い

教訓
・1次情報が取れない銘柄には手を出さないこと
・海外銘柄はETFで分散投資すること

 

 

原因①は原因②③を対処すれば不必要と思っています。配当余力がある場合は数年保有で減少分を回収はできるので放置ですね。無配当の場合は切る感じにします。そのため、JT保有継続、WBK様子見、SIAL損切りにしますかね。

 

原因②③は今後の投資生活でも大事です。当たり前なんですけどね。分かってたとは言え、実践するのは難しい。株を始めた当初は利益重視でしたが、今は自分の市場×ビジネスの予測が株価の上昇に反映される過程が楽しくなっています。

 

個別株を始めて3年ほど経ちますが経済の勉強にもなり仕事にも活かされています。私の人生に資産と教養を与えてくれています。素晴らしい。もっと情報が取れる時間と手段があれば、海外個別銘柄に復帰?したいですね。

 

「失敗は反省して改善すれば学びになる」

 

ポジティブな塩漬け株管理人の戯言でした。

 

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