素人が「Unity」というソフトを使いゲーム制作に挑戦する話です。
今回は「ドットインストール」のUnity講座を全て受講した話です。
講座は約3分動画×26講座で1時間くらいでした。Unityのインストール中に全講座を視聴して、その後に同じ講座動画を見ながら動画内のゲームを真似ました。
こういう講座はありがたいですね。ほんと。難しいイメージを出来るだけ無くし、制作物ベースで短時間で要件を伝えているので素人にはありがたいです。
Unityとドットインストール
詳細は検索した方が早いので簡単に説明します。
・Unity
ゲームを制作するソフト(ゲームエンジン)で無料で使用することができます。キングダムハーツⅢなどもUnityで制作されているそうです。このソフト1つでゲーム制作から出力(スマホ用も可)までできます。アセットと呼ばれる素材集も豊富なので制作時間の短縮も図れます。個人でゲーム制作をする世の中に一番貢献していると思います。
※無料には条件がありますが、素人の方は気にしなくていいです。
・ドットインストール
プログラム関連の3分講座を公開しているサイトです。Unityに限らず、WEB制作に必要なCSS,HTMLの講座もあります。UnityではC#やJavaなどのプログラム知識が必要なので併せて受講できます。まずは全部受講して、真似て作るところから始めれば良いかなと思っています。
ここまでゲーム制作を個人でできるサポートが広まっていることに驚きました。昨年にRPGツクールに時間を掛けていた訳ですがUnityをやっていれば良かったです。RPGに特化するならば話は別ですが、拡張性を考えればUnityの方が圧倒的です。特に、バグの無さがですが笑
私のゲーム制作のスペック
私のゲーム制作に関するスペックにも触れておこうと思います。
正確に言うと、100%素人ではありません。
・プログラム歴
特に仕事では使っていないです。エクセルのマクロを組むとかもやったことないです。一方で、学生時代には授業で複数のソフトを使用した経験があります。FORTRANやC言語という古めのプログラム言語ですけどね笑。あと、ラボビューという非言語というかグラフィック型のも少しやりました。どや、凄いだろといいたいところですが。どれも、赤点ギリギリ。友人のプログラムをコピペして提出したらバレて追試になったレベルです。
・RPGツクール
2018~2019年に掛けてRPGツクールMVTrinityというPS4のソフトでRPGをツクりました。ツクールはゲームエンジンというより、RPG特化ツールという印象です。RPGを作るためのプログラムが集約しているので知識は無くても作れます。一方で、Unityに使える知識は無いです。残念。
まぁ、この経験があってもあんま意味ないですね。良いこととしては、プログラムの文字群を見て抵抗がない、「プログラム耐性があること」これだけですかね。
Unityを使ってみた感想
ドットインストールの講座でUnityにおけるゲーム制作の大きな3つを体感しました。
①シーンを作る
RPGツクールで言うと「マップ」です。アプリゲーをイメージすると分かりやすいですが、スタート画面、ゲーム画面などのページみたいなもんです。初めからゲームの構成を考えてシーンを作っておくと良いですね。
②シーンにオブジェクトを作る
RPGツクールで言うと「キャラクターやドア」です。○や■は簡単に配置できます。質感もすぐに変えれます。しかし、完成度の高いグラフィックをどう作るのかはまだわかりません。作らなくとも素材は豊富なのでうまく活用したいところですね。
③オブジェクトにプログラムを紐づける
RPGツクールで言うと「イベント」です。ここが難易度が高い。ツクールではRPGとして必要なことを項目から選ぶ感じでできます。Unityではプログラムを書かないといけないです。自分のやりたいことがどんなコマンドになるのか調べんといけません。ここは色々なサンプルを見て学ぶしかないですね
Unityのサンプルゲーム
ドットインストールでは、0から新しいゲーム作りの全体像を教えてくれます。もっと完成度が高いとどのくらいのボリュームがあるかはUnityのサンプルゲームで分かります。さらに、チュートリアル付き。ここでコマンドも真似できますね。2Dアクション、カートレースなど揃ってます。
さらに、オリジナリティを出すためには c#を別途学習する必要がありますね。真似してるだけなのにエラーが多発します。主な原因は打ちミスなんだけどね。C#についてもドットインストールにC#講座があるので受講しようと思います。
結果として、想像していたよりもハードルを下げるサービスも整っているので、素人でも学びながら作れそうです。直感的にできるソフトではない代わりに自由度も高そうなので長く付き合うことになりそうです。
まずは簡単なゲームを複数作って慣れることから始めてみますかね。オブジェクトにこだわるよりもシステム構築の手段を理解することが成長の一歩でしょう。
成果物:ボールを受け止める棒
ドットインストールの講座で作るサンプルゲームです。講座を見ながら真似するだけで1~2時間くらいでできます。
ツイッター内の動画参照のこと。
ドットインストールのUnity講座を受けてみました
— 海野まんぼう (@usami_kameko) 2020年6月3日
その成果がこの謎ボールゲー
ここからは独学でプログラムをいじる感じだ
・スタート画面
・ボール取ったらカウント
・ハイスコアを表示
・取ったらダメな玉
・取ったらバーが伸びる玉
・残基
・効果音つける
ここら辺ならなんとかなりそうよね pic.twitter.com/iqhrOUl2H1
ゲーム画面とゲームオーバー画面の2つのシーンで構成されています。オブジェクトは土台と玉と棒。プログラムは、ボールがメインです。ランダム生成と移動、接触消滅、ライン越えでゲームオーバー。真似するだけでも、プログラムエラーが多発です。まず、セミコロンを忘れがち;
ツイッター内に記載した、
・スタート画面
・ボール取ったらカウント
・ハイスコアを表示
・取ったらダメな玉
・取ったらバーが伸びる玉
・残基
・効果音つける
これらを追加して、アプリゲーっぽく改良することから始めても良さそうですね。カウント系は他のゲームでも使いそうですし。
しかし、動かす棒の色が白にならないのですよ。理由は不明。そのまま謎な白色?で作りました。テキストは真っ白になるので、色自体は存在するはずなんだが。。。
おわりに
素人が「Unity」というソフトを使いゲーム制作に挑戦する話でした。
「ドットインストール」のUnity講座のおかげで、なんとなくですけど大枠は掴めたかと思います。あとは、作りたいシステムのソースがどうなるか調べながら学習していこうと思います。そのためにも、C#講座を受講することから始めますかね。
今回の成果物を改変Verができたら改めて進捗報告をと思っています。思っていますが、出力をしたらUnityのプロジェクトから棒のゲームだけが消えました。どこにいったのか。見つからなかったら、別のゲームで進捗報告します。
では、また。